セメントと生コン(生コンクリート)は、どちらも建設に使われる材料だけど、それぞれの役割や状態に違いがあるんだよ。
1. セメント
セメント(cement)は、粉末状の材料で、主に石灰石や粘土を焼成して作られるよ。セメントは、単体では固まらず、水と混ぜることで硬化する性質があるんだ。セメントは、コンクリートやモルタルなどの材料の主成分として使用される。セメントが水と反応して硬化することで、固まる仕組みになっているよ。セメントの種類には、ポルトランドセメントなどがあるよ。
つまり:
- 粉末状の材料
- 水と混ぜることで硬化する性質がある
- コンクリートやモルタルの主成分として使用される
2. 生コン(生コンクリート)
生コン(生コンクリート、もしくは単にコンクリート)は、セメントに水、砂、砕石(骨材)を混ぜ合わせたもので、流動性があり、型に流し込んで固めることができる材料だよ。生コンは、硬化することで非常に強度の高い建材になるよ。工場で作られて現場に運ばれることが多いけど、現場でその場で混ぜることもあるんだ。生コンが固まった後は、耐久性のあるコンクリートに変わるよ。
つまり:
- セメントに水、砂、砕石(骨材)を混ぜ合わせたもの
- 流動性があり、型に流し込んで固めることができる
- 硬化することで強度の高い建材になる
簡単にまとめると:
- セメントは、粉末状の材料で、水と混ぜることで硬化する。コンクリートやモルタルの主成分として使われる。
- 生コンは、セメントに水、砂、砕石を混ぜ合わせたもので、流動性があり、型に流し込んで固めることで強度の高い建材になる。
これでセメントと生コンの違いが分かりやすくなったかな?