煙と蒸気は、どちらも空気中に浮かぶ物質だけど、それぞれの特徴や発生方法には大きな違いがあるんだよ。
煙
煙(けむり)は、燃焼によって発生する微細な固体や液体の粒子が空気中に浮かんでいる状態を指すんだ。例えば、木や紙が燃えるときに出る煙には、燃え残りの微小な粒子や化学反応で生成されたガスが含まれているよ。煙は通常、黒や灰色で、特に燃えている物が完全に燃えきっていないときに多く発生するんだ。煙は、火の近くで感じることが多く、視界が悪くなる原因にもなるよ。
つまり:
・煙は、燃焼によって発生する微細な固体や液体の粒子が含まれるものである
・燃え残りの粒子や化学反応で生成されたガスが含まれている
・視界が悪くなることがある
蒸気
蒸気(じょうき)は、水などの液体が加熱されて気体になった状態のことを指すんだ。例えば、お湯を沸かすときに出る蒸気は、水が熱で気化して空気中に浮かんでいる状態だよ。蒸気は無色で、目に見えにくいことが多いんだ。蒸気は、冷えると再び液体に戻ることがあるよ(これを凝縮と言うんだ)。蒸気は、料理や掃除、工業などでよく使われるんだよ。
つまり:
・蒸気は、液体が加熱されて気体になった状態である
・無色で目に見えにくいことが多い
・冷えると液体に戻ることがある(凝縮)
簡単にまとめると:
- 煙は、燃焼によって発生する微細な固体や液体の粒子が含まれるもので、視界が悪くなることがある。
- 蒸気は、液体が加熱されて気体になった状態で、無色で目に見えにくいが、冷えると液体に戻ることがある。
これで煙と蒸気の違いが分かりやすくなったかな?