「氷山」と「流氷」は、どちらも氷に関係する自然の現象だけど、それぞれの成り立ちや特徴に違いがあるんだよ。
1. 氷山
「氷山」は、氷河が海に流れ込んで大きな氷の塊が海に浮かぶ現象を指すんだ。氷山は主に南極やグリーンランドなどの氷河地帯から断裂して海に落ちた氷で、非常に大きいものが多いよ。氷山の一部は海面上に出ているけど、多くは水面下に隠れているんだよ。
- 成り立ち:氷河が海に流れ込んで分裂した氷の塊
- 特徴:非常に大きく、海面上に一部が浮かぶ、残りは水面下に隠れている
- 発生場所:南極やグリーンランドなど
2. 流氷
「流氷」は、海水が凍ってできた氷の塊で、主に極地の海で見られるんだ。流氷は氷山とは違い、比較的小さな氷の板が集まって海を漂っている状態だよ。流氷は、寒い季節に凍りついた海水が風や潮流によって移動することで形成されるんだ。
- 成り立ち:海水が凍ってできた氷の塊
- 特徴:比較的小さな氷の板が集まり、海を漂う、風や潮流で移動する
- 発生場所:北極海や南極海周辺
簡単にまとめると:
- 氷山は、氷河が海に流れ込んでできた大きな氷の塊で、海面上に一部が浮かぶ。
- 流氷は、海水が凍ってできた比較的小さな氷の板が集まり、海を漂って移動する。
これで「氷山」と「流氷」の違いが分かりやすくなったかな?