検挙と送致は、どちらも犯罪に関連する手続きだけど、それぞれの意味や役割には大きな違いがあるんだよ。
検挙
検挙（けんきょ）は、警察が犯罪を犯したと思われる人を捕まえて、逮捕することを言うんだ。犯罪の証拠がある場合や、現行犯で犯罪を犯しているときに、警察はその人を検挙するんだよ。検挙の後、警察はその人を取り調べて、さらに証拠を集めたり、犯罪の詳細を確認したりするんだ。つまり、検挙は、犯罪の疑いがある人を捕まえて、その後の捜査を進めるための最初のステップだよ。
つまり：
・検挙は、警察が犯罪を犯したと思われる人を捕まえて逮捕することである
・犯罪の証拠がある場合や現行犯で行う
・その後、警察は取り調べを行い、証拠を集める
送致
送致（そうち）は、検挙された人を、検察官に引き渡す手続きのことを言うんだよ。警察が捜査を終えた後、犯罪の証拠が集まって、その人が起訴されるべきだと判断されると、検察官に送致されるんだ。検察官は、送致された情報をもとに、その人を起訴するかどうかを決定するよ。送致は、捜査の次のステップで、検察がその人を裁判にかけるかどうかを決めるための手続きだよ。
つまり：
・送致は、検挙された人を検察官に引き渡す手続きである
・警察の捜査が終わった後に行われる
・検察官がその人を起訴するかどうかを決定するためのステップ
簡単にまとめると：
- 検挙は、犯罪を犯したと思われる人を警察が捕まえて逮捕することで、その後の捜査を進めるための最初のステップ。
- 送致は、検挙された人を検察官に引き渡す手続きで、検察官がその人を起訴するかどうかを決めるためのステップ。
これで検挙と送致の違いが分かりやすくなったかな？
