スタックの意味
- 概要 -
スタック(stack)とスタック(stuck)という二つの意味が同じ音なので、ややこしいが、前者はIT用語としてよく使われる「後入れ先出し法」のことで、後者は「動けなくなった状態」のことを指す。
- 詳しい解説 -
スタックとは、よくIT用語として使われ、処理中のデータを一時的に保存し退避させることを意味する言葉である。その他にも「干し草などを積み重ねる」、「汽車・汽船の煙突」、「多量の」、というように、正直全然関係ない意味ばかりを持つ言葉で、とてもカタカナ用語としては使うに値しない言葉である。それでも最初に記載した、IT用語としてはまだ使い道が多く、電卓などの「後入れ先出し法」の一時的な記憶装置のことなんかは、まだ通じる方である。
また、スタックにはもう一つ別の綴りで同じ響きがあり、前述したスタックの意味は「stack」の方であり、これから説明するのは「stuck」という綴りの言葉の方である。
こちらは「動けない」「動かなくなった状態」のことを指す言葉で、例えば、車が溝にはまってしまい立ち往生してしまったときなんかは、「車がスタックしちゃったよ!」という具合に使うのである。