スコープの意味
- 概要 -
視野、範囲を指す言葉で、領域と訳される事もある。大きくわけて二つの意味を持っている。
- 詳しい解説 -
スコープとは、ある一定の範囲や領域を指し示す言葉で、例えばある人の能力が及ぶ範囲、といった使い方をする。つまり物理的な土地の範囲というのではなく、概念的な部分での「領域」というわけだ。
ビジネスの場でよく使われる「プロジェクトスコープ」というのは、「企画の範囲」……つまり、このプロジェクトでは「何をどこまでやるのか」ということを定義する言葉なのである。またスコープといえば覗く、よく見るという意味もあり、病院などで「スコープで調べて」といわれると、「内視鏡検査によって、詳しく症状を見る」というような意味となる。
多くの場合、複合語として扱われ、さきほどのプロジェクトスコープの他、「ファイバースコープ」といえば、光ファイバーを束にした器具の一種で、内視鏡検査時によく使われる。