スケルトンの意味
- 概要 -
元々は動物や人間の骨格という意味を持つ言葉だったが、日本ではファンタジー要素が全面に押し出されてしまい、「骸骨」といった意味で用いられることが多い。
- 詳しい解説 -
スケルトンとは、小学校にある理科の授業の時に使う骸骨の標本のことである。正式には、あのような「人間や動物の全体的骨格」のことをスケルトンと呼ぶのだが、あの見た目と、色々なファンタジーで引っ張りだこなくらい人気者であることから、日本では残念なことにスケルトン=骸骨という認識がかなり高い。
つまり骸骨なのは、骨格を勉強するためにあのような格好をしているだけなのだが、今ではあの格好こそがスケルトンなのだという、若干間違った意味として侵透してしまっている。
また、骸骨=肉の無い状態であることから、スケルトンは透明なものを意味する言葉としても用いられるようになった。これは別に間違った用法ではなく、単に中の骨組みが見える(=骨格が見える)ということから、スケルトンと名付けられたのである。