シーサーの意味
- 概要 -
沖縄でよくみかける置物・守り神のことで、ぎょろっとした目に噛まれると痛そうな口が特徴。
- 詳しい解説 -
シーサーとは、沖縄地方に伝わる守り神のことであり、その由来は獅子を沖縄方言で発言したものが「シーサー」になったと言われている。獅子がモデルとはいえ、その容姿が現実の獅子とはかけ離れているのは、他に伝説の獣をモチーフにしたもの、という説もあるかららしい。
沖縄にいけば、大体の家の門扉のところや、空港、寺院など様々な場所で見かけるのだが、これはシーサーが悪しきものから建物を守ってくれるという、魔除けの置物として信じられてきたからである。
今ではすっかりお土産の定番ともなってしまい、シーサー饅頭やシーサー煎餅など、なんでもありな状態となっているが、実はかなり神聖な守り神様なのである。ちなみに狛犬のことをよくシーサーというが、これは実は間違いなのである。