サルベージの意味
- 概要 -
海難救助という意味の言葉だが、日本ではどちらかというと、沈没船からの引き揚げ作業という意味で多く広まっている。
- 詳しい解説 -
サルベージとは海底探索により見つけた沈没船や、海底遺跡などから、その積荷や古代の遺物などを引き上げる作業のことである。いわゆる海のトレジャーハンターなどが行う「宝探し」のことをサルべージと呼んだりもする。
が、もともとは海難救助のことを意味する言葉で、上述したような沈没船から人や積荷を救出する行為のことだったのが、いつの間にかそのようなロマンある行為のことだけを指すようになってしまった。
そういった駄目になってしまったものから、何かを助け出すという行為から、例えば破損したハードディスクから、中のデータをなんとか取り出せないかとあれやこれやとする作業の事も「データをサルベージする」といったりする。ようは、電子の海からこれまた電子データを救出するというなんとも理にかなった使い方ではある。