サミットの意味
- 概要 -
主要国(先進国)による、首脳会議のことで、ようは世界のトップリーダーたちの会合のことである。
- 詳しい解説 -
沖縄サミットなどと呼ばれ、日本でも何度か開催されたことがあるので、ニュースで目にして、なんとなく意味を理解している人も多いだろう。サミットとは、主要国首脳会議のことで、アメリカやドイツ、イギリス、中国など、世界を牽引する主要国たちだけによる、首脳会談のことである。もちろんそこには日本も含まれている。
この言葉が生まれたのは、1975年と実はそんなに古くない。当時のオイルショックにより、世界経済が混乱に陥る危険性をいち早く察知したフランスが提唱し、行ったもので、基本的には世界外交……いわゆる世界経済と政治問題について協議を行う場となっている。
もともとの意味には「頂上」や「極点」といったものがあり、世界の主要国のトップが集まるこの会合を「サミット」と呼ぶのは、そんな彼らの自負や自尊心からきているのかもしれない。