サボタージュの意味
- 概要 -
俗にいうサボること。任務や業務を放棄することを「サボる」というが、これの正式名称をサボタージュというのである。
- 詳しい解説 -
若者でも当たり前のように使う「サボる」という言葉だが、これが実は「サボタージュ」というフランス語が語源だということを知っている日本人は多くないのではないだろうか。
もともとは、労働組合が行った争議戦術の一つと言われており、日本語の意味にもなっているとおり、「職場には出てくるが、仕事をしない」という行為のことを指す言葉である。ただ、ストライキとは違い、完全に職務を放棄するのではなく、一応見た目上は職場についている、というのがこの言葉のミソである。ようは怠けているという行為のことであって、日本語ではしばしば「授業をサボる」のように、完全にバックれるこ時にもこの言葉を使うが、本来的にはそれは間違っているのである。「授業をサボる」というのは、授業には出ているものの、講義をまじめに聞かず寝ていたり、別の事をしたりするときに使う言葉なのである。