サブリミナルの意味
- 概要 -
サブリミナル効果という言葉で一躍有名になった言葉で、潜在的意識に働きかける、という行為や様子を表す言葉である。
- 詳しい解説 -
例えば動画というのは、何枚もの静止画を一秒間の間に連続して流す(切り替える)ことで動いているように見せているが、その何枚もの連続静止画の間に、一枚だけ全く関係ない静止画が紛れ込んでいたとしても、人間の目ではそれを認識することができない。そうすることによって、本人はその関係ない静止画を「見せられている」と関知しないまま、潜在的には「見ている」ように働きかける様子の事をサブリミナルという。
つまりは、こっそりと知覚に訴えかけるような手法のことをサブリミナル効果と呼ぶわけである。そこから「潜在意識の」というような意味をもつようになったが、日本ではもっぱら「サブリミナル効果」という単語でワンセットのように広まっているので、サブリミナルの言葉の意味がどうというよりは、「サブリミナル効果」とはなんぞや、ということで理解している人も多い。