コラテラルの意味

-　詳しい解説　-

特にカタカナ用語としては、まったくと言っていいほど日本には侵透しておらず、これを使ったところでおそらく9割の日本人が理解できないだろう。意味としては「相並んだ」「付帯的な」というところで、日本語としてもあまりピンとこない言葉だったりするので、なおのことこれが使われる場面というのは少ない。

他には「直系ではない」「傍系の」という、ようは「間接的な」といった意味合いの要素もある。こういったところから考えると、「主体ではない、間接的の付随してくる」何かという意味で使われているという事がわかる。例えば「コラテラル・ダメージ」という熟語があるが、これは日本では「巻き添え」というような訳があてはまる。

ようは自分が狙われたわけではないけれど（付帯的）、間接的に被害をこうむった（傍系の）という意味だからである。