グラフィックの意味
- 概要 -
写真がメインの本のことを指す言葉だったが、カタカナ用語としては単純に「印刷美術」としての意味が強まっている。
- 詳しい解説 -
コンピューターグラフィックス、いわゆるCGからもわかるとおり、グラフィックとは「美術的な絵」のことである。例えばアニメ調などの絵はどんなに上手くてもグラフィックとは呼ばれず、それはあくまで「イラスト」のままである。
反対にあまり上手くなくても、写実的な(いわゆる美術的な)絵であるならば、それは「グラフィック」と呼ばれたりもする。
よく映画なんかで、本物か作り物かわからないときに「これどうせCGだろ」と言ったりするが、これがイラストのようなはっきりとそれとわかるものに対しては使ったりしない。あくまで、現実的で(まるで写真のような)絵に対してだけ、使われる言葉なのである。
つまり本物か写真(グラフィック)か……ということで理解しておけばわかりやすいかもしれない。