キャビネットの意味
- 概要 -
日本で使われる場合は多くの場合、収納タンスのことを意味する。他に飾り棚などの用途もある。
- 詳しい解説 -
キャビネットといえば、単純にいえば「棚」「戸棚」のことである。昔の人はタンスとキャビネットの違いもよくわからないので、どちらも「棚」のことでしょうよ、という風に捉えられたりもしている。
が、それはあながち間違いでもなく、確かに厳密にはタンスとキャビネットは違うものであるのだが、カタカナ用語レベルの用途としては、もはや「棚」を意味する言葉というところで止まっていると考えてよい。
本場アメリカなどでは「箱」「容器」「外箱」といった、棚ではなく、「箱」という意味で使われることも多い側面を言葉ではあるのだが、これもカタカナ用語の特性か、日本ではわざわざ箱を指して「キャビネット」とは言わない。その場合は当たり前だが「ボックス」となるのである。