ギークの意味
- 概要 -
もともとは否定的な意味合いをもつ言葉で、相手をけなす時に利用されていたが、今はそういった意味合いはなくなり、単に「オタク」「熱心な人」といった扱いで使用されることがある。
- 詳しい解説 -
日本でいうオタクに近い言葉がギークである。とはいっても、この言葉の遍歴はかなり特殊なものがあり、そもそもの言葉としては「見世物小屋などのパフォーマーを揶揄してそう呼んでいたのである。つまりギークとは、一般社会に対応できず、見世物小屋でのパフォーマンスでしか生活できない出来損ないや、社会不適合者といった侮蔑の意味合いで使われていた。
ところが、ある時を境に、そのパフォーマンスへの一生懸命さや熱心さ自体がギークという言葉の意味としてとってかわり、ある分野(特に今ではコンピューターだが)に熱中している人(=オタク)といった意味で使われるようになったのである。
俗にいうギーク女子、とは「とある分野(大体においてサブカル系だが)に熱中している女子」という意味である。