カンタービレの意味
- 概要 -
音楽用語で「歌うように」「流れるように」という意味を持つ演奏記号のこと。
- 詳しい解説 -
音楽の楽譜によくみられる「ピアニッシモ」や「フォルテッシモ」といった、いわゆる演奏記号の一つが「カンタービレ」である。その意味としては「歌うように」「流れるように」というもので、つまりはそのように演奏しなさい、という指示のときに用いられるのである。
ひと昔前に流行った「のだめカンタービレ」という漫画・ドラマがあるが、これの題材がまさに音楽業界で生きる主人公たちで、その生きざまや考え方などが「カンタービレ(歌うように、流れるように」だったので、なかなかにネーミングセンスの良いタイトルだったと言われている。
実は同じ意味を持つ音楽用語で「カンタンド(cantando)」という言葉もあるのだが、「のだめカンダント」よりは、断然「のだめカンタービレ」の方がしっくりくる。