カルテットの意味
- 概要 -
四重奏のことで、同じ楽器、違う楽器というくくりに縛られず、四人で演奏すると行為のことをカルテットという。
- 詳しい解説 -
元々は音楽用語でいう四重奏のことだが、単に四人組のことをカルテットと呼んだりもする。いわゆるソロ(一人)、コンビ・デュオ(二人)、トリオ(三人)ときて、四人組が「カルテット」となるわけである。
英語、フランス語、スペイン語、ドイツ語、イタリア語それぞれに同じ意味、同じ響きの言葉があるのだが、当然ながらスペルはそれぞれで微妙に違っている。どうということもないのだが、日本で浸透しているカタカナ用語としてのカルテットは、おそらく英語のものが基本となっているといわれている。
音楽用語では四重奏といったが、実際は四十唱や楽団のことも意味する言葉として用いられている。日本ではおもに四人組をおしゃれに紹介したいときに「四人グループ」というのではなく、「カルテット」と呼んでいたりする。