カラットの意味
- 概要 -
単位の一つである、主に宝石の質量を表すときに用いられる言葉である。記号はctで、1ctは0.2gのことである。
- 詳しい解説 -
ダイヤモンドがどれだけちりばめられているかを自慢したいときなどに、このネックレスは「10カラットもダイヤモンドを使っているの!」と言ったりするわけだが、カラットとは宝石の質量を表す単位の呼称である。1カラットは0.2グラムなので、10カラットといえば、2グラムのダイヤモンドが含まれている、というわけである。
面白いのがこの名前の由来で、もともとギリシャ語でケラティオンといういなご豆の名前に由来しているのだが、このいなご豆が、ほぼどれも1粒0.2gというところから、分銅として使われていたという歴史がある。そこから、厳正な質量の計りが必要な宝石の質量単位として使われるようになったと言われているのである。