オミットの意味
- 概要 -
何かから除外する、取り除くといった意味を持つ言葉である。例えば名簿からオミットする、といえば、一般的には除籍されることを意味する。
- 詳しい解説 -
除外する、省く、省略するといった意味を持つ。少し前までは割とよく使われていたカタカナ用語だったが、今はあまり使われなくなってきている。
使い方としてはそのまま「除外する」の部分を「オミットする」に変えただけである。例えば納期の差し迫った開発現場などではよく「もう間に合わないから、あの機能オミットしといて。また今度にしよう」などといった会話が飛び交う。意味は、あの機能を省いてしまおう、というわけである。
また、省く、という意味から転じて「無視する」といった用途でも使われる。いわゆるシカトのことを、英語圏の人達は「オミットする」と言っているわけである。最近よく聞くようになった「コミット」と音が似ているので間違えやすいが、意味は全然別物である。