オープン価格の意味

-　詳しい解説　-

普通、メーカーが製品を作った時には、「メーカー希望小売価格」というものが設定されている。これは読んで字のごとく、「メーカーがこれくらいで売って欲しい」という希望を示す額で、いわゆる販売店が売る時の参考価格となる。

一方オープン価格といえば、メーカーがそういった希望小売価格を設定しておらず、全て店側、販売店側に値段はまかすといったスタンスの時につけられるもの。

もちろんオープン価格にするメリット・デメリットはあるが、なかでもオープン価格の場合は、品薄状態や品切れ状態のときなどは、メーカーが設定した希望小売価格を大幅に超える値段設定になるときもあり、まさに需要と供給のバランスに応じて、オープンになる価格なのである。