エンジニアリングの意味

エンジニアリングの意味

- 概要 -

一言でいえば「工学」のことである。技術、とも訳されることがあるが、工学・技術のように並びで使用される場合は、技術は「テクノロジー」とされることがほとんである。

- 詳しい解説 -

エンジニアが技術者という意味なので、その名詞形ということで、単純に「技術」という訳が当てはまるかといえば、半分正解で半分間違いである。

エンジニアリングの直訳として最も使われるのは「技術」ではなく「工学」である。というのは、例えば建設や土木業界でエンジニアリングと使われた場合、単に建設施設を建てる事だけの建設技術を意味するのではなく、機械設計や制御仕様など、様々な要素を含めた一連の流れを意味するので、それを考えるともっと大きな「(建設)工学」というのが正しいと言える。

そういう意味では工学技術、といった言葉もここ数年はエンジニアリングの訳として使われることも多いので、その辺りをまるごと含めた意味を持つ言葉と認識している方がよいかもしれない。