エレジーの意味

エレジーの意味

- 概要 -

エレジーとは「悲哀の」歌・楽曲のことである。日本では「悲歌」「哀歌」などと呼ばれる類の歌のことである。

- 詳しい解説 -

エレジーとは、哀愁の漂う悲歌のことで、似たニュアンスの言葉としては「バラード」といったものがある。もともとは「死者を追悼する歌」という意味があり、そういったところから「挽歌」とも訳される。

言ってみれば、曲のスタイルを表す言葉であり、その数あるスタイルの中で「エレジー」というのは、哀しいといった心情を表した歌であると言える。もちろんただ物哀しいだけではなく、冒頭で説明した通り、元々は死者の追悼を歌うという根幹の部分があるので、エレジーにはどこか「場末感」や「終末感」が漂うのが特徴である。

そういった部分でもバラードとは少し毛色の違った「哀歌」「悲歌」というのが理解できるのではないだろうか。