エーテルの意味
- 概要 -
ファンタジーの世界でよく聞く元素名の一つで、宇宙や大気中に含まれている(満ちている)と考えられていた物質の事を指す。
- 詳しい解説 -
テーテルとは、ギリシャ語で「第五元素」のことを意味し、空気中に含まれ、天体を成す輝きのことをこう呼んでいた。その他には「天空」や「青空」なども意訳としては含まれる。
そういった背景から、割とファンタジー要素が強く、西洋のフィクションものでは魔力のことを「エーテル」と呼んだり、回復薬のことを「ポーション」「エーテル」などと表したりしたものが、いつの間にか日本でも使われるようになっていった。
一応そういった空想上としての意味だけではなく、化学の分野では「二つの炭化水素基」が酸素原子によって結合されたもの」をエーテルと呼ぶなど、さすがに専門職でないと意味不明ではあるが、実際に現実世界でも使用される機会はあるといえばある。