ウィニーの意味

ウィニーの意味

- 概要 -

ウィニーとは、一昔前に流行った、いわゆるファイル交換ソフトの呼称である。このソフトの制作者が逮捕されたりと、ネット社会黎明期の一大事件の一つとなったソフトウェアでもある。

- 詳しい解説 -

使ったことがある人はすぐにわかるが、使ったことがない人にとっては、なにそれ?というカタカナ用語である。

ウィニー(Winny)とは通称ファイル交換ソフトと呼ばれ、非常に匿名性の高い機能を持っていたことから、2002年頃から2003年にかけて、多くのネットユーザー(ライト層はほとんど絡んでいない)が利用したという歴史がある。

技術的には非常に専門的な話となるので省略するが、このファイル交換ソフトがいわゆる電子データの取り扱いのモラルを崩壊させ、心無い者たちによる著作権の侵害が横行してしまったため、そういった行為を助長させる手助けをしたということで、開発者が逮捕されてしまうという事件があった。

ちなみにWinnyという名前は、このファイル交換ソフトの前身である「WinMX」というソフトの、次世代バージョンという意味を込めて「MX」をひとつずつアルファベットをずらし「NY」とし、「WINNY」となったと言われている。