インバウンドの意味
- 概要 -
外から中に向かって入ってくる、ということを表すカタカナ用語。内にバウンドする(跳ねる)、ということから、本来は「帰ってくる」「内向きの」といった意味である。
- 詳しい解説 -
インバウンドは業界によって、使われる意味が微妙に違ってくるので、あまり直訳で覚えておいてもしょうがない言葉である。
言葉の響きから予想できるとおり、外から内へ何かがやってくる、というのが基本的な考え方なのだだ、例えばこれが観光事業だと「インバウンドビジネス」という言葉が良く使われる。これが何を表すかと言うと、「海外からの観光客」のことを意味する。(またはその観光・旅行自体を指す)
その一方でWEB業界でインバウンド(ビジネス)というと、検索エンジンを介して自社サイトにやってきたユーザーに対して、意図したアクションを起こさせる意欲を沸かせること(多くの場合はECサイトによる購買)を指す。
この様に、インバウンドとは外部からの流入者(物)という基本的な意味があり、それを使う場面や業界にとって、その「流入者」の意味合いが変わってくるという特徴を持つ言葉である。