インキュベーションの意味
- 概要 -
もともとは卵を孵化させる意味の言葉だが、ここから転じてビジネスの分野では、事業を生み出す(創業、創出)ことをインキュベーションと呼ぶようになった。
- 詳しい解説 -
インキュベーションは卵が孵化する(させる)ことを意味するのだが、この行為になぞらえて、アイディア段階のビジネスを起業させたり、まだ創業して間もない新規参入の企業に、国や自治体などが支援して育てることを、インキュベーションと呼んだりもする。
むしろ社会人になるとこちらの方の意味で使われることが多く、ベンチャーやイノベーションなど、そういったカタカナ語が呼びかうビジネスシーンでは必ずと言っていいほど出てくる用語である。
よくインキュベーション事業という言葉も出てくるが、これは事務施設や研究施設、人材に資金など様々なモノ・ヒト・カネを提供して、企業家の手助けとなるサービスのことを指している。