アルファの意味

アルファの意味

- 概要 -

ギリシャ語のアルファベットの第一文字目。「α」と表記する。第一文字目ということで、物事の最初という意味で使われることもある。

- 詳しい解説 -

アルファはギリシャ語のアルファベット第一文字目の文字。「アルファ」「ベータ」「シータ」「オメガ」などは、誰もが聞いたことのある言葉だろう。

文字にすると「α」と表記し、日本語では「プラスアルファ」といった言葉が良く使われる。これは、アルファにはもともと「(元の状態から)更に付け加えられる少量の値」という意味があり、これがそのまま「あとちょっと何かしら加えてね」という意味で「プラスアルファ」という言葉が使われるようになった。言ってみれば「おまけ」のようなもの。

また英語のアルファベットで「a to z」という言葉があるが、これは「最初から最後まで(全て)」という意味である。つまり第一文字目のAから最後の文字であるZまで、ということで上記のような意味になるのだが、ギリシャ語のアルファベットにも、言い方は違うが、同様の使い方がある。それは「アルファにしてオメガ」。これは「最初にして最後」という意味で使われ、ようするに「全部、全て」ということなのである。