アフレコの意味

-　詳しい解説　-

アフレコとは「after recording」の略で、業界用語としては「音入れ」などと呼ばれたりする。アフターレコーディングの意味のとおり、映像に対して、後から別撮りの音を録音することを指している言葉である。

今では、後から音を録音することはほとんど「アフレコ」一択となっているが、昔は「アテレコ」という言葉もよく使われていた。意味としてはほとんど同じなのだが、アテレコの方は、「後から映像に合わせて（当てて）音を録音する」というところから、アテレコという略称が用いられるようになったと言われている。

捉え方としては、洋画などの吹き替えであとから日本語を録音する場合は「アテレコ」（演技に合わせて音を当てるので）、アニメなどに音を吹き込む場合はアフレコという区別のされ方があったと言われている。