ハードボイルドの意味
- 概要 -
元々は「堅ゆで卵」のこと。ハードにボイルする。そこから転じて、冷徹な、とか冷酷非情といった性格のことを差すようになった。
- 詳しい解説 -
男はハードボイルドに憧れるんだよねー。って聞いて、「堅ゆで卵に憧れる?なにそれ?」って思う人はいないよね。つまりはそういうことで、元々は「堅ゆで卵」の意味だったハードボイルドだけど、今では全く違った意味として認識されているよね。
その意味とはずばり「非情な」とか「血も涙もない冷徹な」みたいなもの。一体全体なんでこんな訳になっちゃったかというと、堅ゆで卵っていうのは、その名の通り白身も黄身もしっかり茹でられているわけだ。つまりかき混ぜられないわけ。
で、英語で卵を混ぜることを「beat」というんだけど、この「beat」には他に「叩く、殴る」っていう意味もある。でも、堅ゆで卵は固まってるからbeat(かき混ぜられ)ない。=叩けない、殴れないということで……ハードボイルドが、非情であり、屈強な男ってところまで意訳されちゃったんだね。
ちょっと飛躍しすぎだよね?