シャングリラの意味
- 概要 -
「桃源郷」や「理想の楽園」といった、いわゆる理想郷の総称。元々は物語に出てきた造語。
- 詳しい解説 -
一つの創作物の中に出てきた言葉が、全世界で共通の言葉となる……作家人生においてこれほど冥利に尽きることはないよね。
シャングリラっていうのは、まさにその代表的な例で、元々はイギリス人作家の書いた物語の中にでてくる地名だったんだ。つまり造語だよね。で、その地名の場所が作中では「理想郷」を指していたことから、日本で言う「楽園」「桃源郷」のことを、シャングリラって呼ぶようになったんだ。
ちなみに物語はチベットをリスペクトしていた内容だったので、このシャングリラっていうのは、今でもチベットの山間のどこかにあるものとして語り継がれているよ。
なんだかロマンのある話だよね。