ルーピーの意味

-　詳しい解説　-

頭をぐわんぐわん輪のように振り回すと、しばらくめまいがしてまともな状態でいられなくなるというのは当たり前だが、まるでこの状態のように「頭がおかしくなった」「変な人」というときに使われるのが「ルーピー」という言葉である。

もともと「輪」を意味するloopの形容詞形であるということから、この輪を回して、酔ったような状態になっている……というのが「頭のおかしい人」という意味として用いられるようになった語源だと言われている。

スラングとして用いられることがほとんどで、訳者によっては「頭がイカれている」「気が狂った」など過激な言葉に置き換えられることもあれば、「愚かもの」「バカ者」といった、わりかし優しいニュアンスのときもある。どちらにせよ、あまり言われてうれしい言葉ではない。