リテールの意味
- 概要 -
一般消費者に向けた「小売り」のことをリテールと呼ぶ。ちなみに反対語は「ホールセール」で意味は「卸売り」である。
- 詳しい解説 -
一般的には小売りのことを指す言葉であるが、リテール戦略とか、リテール業務などというとまたちょっとニュアンスが異なった意味となる。
小売りというのが、その字面からもわかるとおり、小口な取引のことから、例えば個人レベルの取引だったり、法人ではなく個人への取引だったりと、規模が小さく行う商売のことである。なので反対に大口取引のときは、「卸売り」になるわけで、その時の言葉「ホールセール」と呼ぶのである。
ただ金融機関においての「リテール業務」などというと、特に個人に制限しているわけではなく、大手ではない中小企業への融資などもこれに含まれる。世間的に見て、この取引が大きいのか小さいのか、というところで判断される、ある意味境界線がガバガバな単語である。