リアルの意味
- 概要 -
現実的、写実的という意味だが、日本人の場合は「本物」「マジ」というニュアンスで使うことも多い。
- 詳しい解説 -
現実であること、写実的であること、という様子を表す言葉として「リアル」という用語が用いられるわけだが、「本当のこと」「本物」「嘘ではない」というようなニュアンスが強いことから、日本ではどちらかというと、「これが現実だ」「これは本当のことである」という意味で用いられることが多い。
特にリアル(現実世界)とネット(電脳世界)というように、もともとは対比語として存在していなかったものが、反対語として認知されるくらいに、このリアルという言葉の意味は強くなってきている。
使う人の雰囲気や、またそのシチュエーションにもよるのだろうが、「これ、まじリアルだわ」などと言ってしまうと、「現実なんだ」という風に捉えてもらえる人もいれば、「まじだわ」くらいの軽口で捉えられてしまう人もいる。日本のカタカナ用語の困った部分である。