モカの意味
- 概要 -
イエメンにある港湾都市の名称で、ここでモカコーヒーの輸出をしていたことから、カフェモカの由来となった。
- 詳しい解説 -
モカと聞いて日本人が想像する言葉といえば「カフェモカ」くらいだろう。まさか、イエメンにあった、港湾都市の名前で、かつてはモカコーヒーで知られるコーヒー豆を輸出していた、と答えられるものは多くないはずである。
つまりは、意味としてはそういうことで、モカとはそのイエメンにあった港湾都市の名前であり、そこでとれたコーヒー豆から作られたコーヒーが「カフェ・モカ」として売り出されていたのである。日本でもなじみ深い商品となったその名であるが、カフェモカが一般的にはチョコレート(もしくはココア)を混ぜたコーヒーであることから、モカ=チョコレートというような勘違いをされることもある。前述したとおり、モカとは都市の名前であり、そこからとれるコーヒー豆につけられた名称であることから、チョコレートという意味は全くないのである。