ミラージュの意味
- 概要 -
フランス語で「蜃気楼」を意味する言葉。日本語では「幻影」や「「妄想」といった意味でも使われる。
- 詳しい解説 -
ミラージュとは「蜃気楼」を意味するフランス語で、そこから色々と派生して、「はかない」「幻」「幻覚」「妄想」というような意味で用いられるようになった。ただ、どの派生している言葉も、カタカナ用語では、もっとその意味だけのもの、というのがあるので、そこまで使い勝手の良い……というか、出番の多い言葉ではないのが、現状である。
また、フランス語としても、それ以上でも以下でもない意味で、何か比喩的に使われることがある、というわけでもないので、「ようは幻覚っぽいもの全般でしょう」というくらいのノリで覚えておいて問題ないレベルの単語なのである。
昔「ミラージュフェイント」と呼ばれる、サッカーの技名を出してきた漫画があったが、これも単語の意味を考えると、「まるで蜃気楼のように相手を欺くことができるフェイント(=とりあえず凄いフェイント)なんだぜ」ということで、フェイントをより強調したかったのがわかるのである。