ホワイエの意味
- 概要 -
いわゆるロビーと同じ意味合いを持つ言葉で、劇場やホールなどの入り口から観客席までをつなぐ、広い通路のことを指す。
- 詳しい解説 -
あまり聞きなれない言葉で、ほとんどの日本人もピンとこないカタカナ用語の一つがホワイエである。これが浸透しない大きな理由は、すでに日本には、このホワイエと同じ意味合いを持つ言葉が広く普及しているからである。その言葉とは「ロビー」であり、ホワイエといえばこのロビーがもつ意味合いとほぼ一緒なのである。
ロビーといえば、ホテルや劇場の玄関口を入ってすぐの広間を指すことが一般的だが、ホワイエもまさにそれである。ただ、ホワイエの場合は、その入り口付近の広間だけを指すのではなく、その向こうにある観客席までの長い通路自体までを指すという特徴がある。
元々は団らんなどを意味するフランス語である「foyer」からきている言葉で、そのスペルは完全に日本人にとっては初見殺しである。