ペイズリーの意味

ペイズリーの意味

- 概要 -

ペーズリーとも呼ぶ。いわゆる文様・模様の一種であり、主に布地に使われるデザインのことを指している。

- 詳しい解説 -

ペイズリーとは布地にデザインされた絵柄のことを指す。インドのカシミール地方に端を発する伝統文様であり、そのデザインといえば、勾玉の形に先端が湾曲した、植物文様である。大体はカーテンやソファーなどの家具に関するデザインとして使われるが、たまにネクタイなどの衣服類にも用いられるデザインである。日本ではあまり広まっていないということもあり、一目見ただけでは、これがペイズリーだと気付くのは難しいと思われる。

ちなみに、なぜこのデザインが「ペイズリー」と呼ばれるようになったかというと、19世紀ころにスコットランドにある「ペイズリー市」で、このデザインをカシミア・ショールが大量に生産されたことから、その市の名前をとって「ペイズリー」と呼ばれるようになったのである。