プレーンの意味

プレーンの意味

- 概要 -

もともと明瞭な、や、わかりやすい、簡潔な、という意味を持つ言葉だったのが、広義的には「標準の」「そのままの」といった意味でも使われるようになった。

- 詳しい解説 -

プレーンで一番わかりやすい言葉といえば「プレーンヨーグルト」だろう。これは特に何も味付けせず、発酵させただけのヨーグルトである。つまりここでの意味は「そのままの(手を何も加えていない)ヨーグルト」ということなのだが、この「何も手を加えていない」というのが「簡素」「わかりやすい」という風にとらえられ、今ではそういった意味でもよく用いられるようになった。

例えばビジネスシーンにおいて「プレーナイディア」といえば、「まだひらめいたばかりの、簡潔なアイディア」ということになるし、「プレーンオムレツ」といえば、中に何も入っていない、シンプルなオムレツのことを指す。

このようにプレーンとは、生まれたままの状態であることをニュアンス的に含んだ言葉であり、その文脈によって最適な和訳を必要とする少し変わった言葉なのである。