ビジュアルの意味
- 概要 -
見た目、目に見えているもの、という意味で用いられる。日本の場合は「外見」や「容姿」のことを指して使うことも多い。
- 詳しい解説 -
ビジュアル系ロックバンドといった言葉に代表されるように、日本でビジュアルといえば「見た目のカッコよさ」という意味で用いられることが多い。ビジュアルとは元来、単なる「目に見えている様」「視覚的な様」でしかないのだが、そこからどんどん「容姿の良さ」「外見のすばらしさ」というような付加価値が勝手についてしまい、日本ではビジュアルといえば「見た目の良さ」を表す言葉となってしまってる。
そういう意味では、ルックスと同じような意味の言葉といえるのだが、本場で「ビジュアル」と「ルックス」を同じような意味で使っていると、ちょっとおかしいことになるので避けた方がよい。
また日本でカタカナ用語として扱う場合も「見た目」を表す言葉で使うのが妥当で、「見た目の良さ」まで意味合いを含んで使ってしまうと、意味の取違が起こったりするので、認知度が高いこともあり、割と使い方には気を付けておきたい言葉である。