ハザードの意味
- 概要 -
危険信号や危険物そのもの、危機的状況を指す言葉として用いられる。多くの場合、頭にほかの語句がつき、熟語となる。
- 詳しい解説 -
ハザードとは、「危険の原因となるもの」や「危険物そのもの」を表す言葉としてよく用いられている。例えば、有名なバイオハザードなどは生物的な危険(未知のウイルスや新型の病原体など)を意味している。
ほかに身近なところでいえば、ハザードマップという言葉がある。これは大きな災害(大震災など)が起こった時に、どこにどれくらいの災害被害が起こり得るかという予測を表した地図のことであり、逆説的に災害時にはどこに避難すればいいかという目的で用いられることが多い。この場合のハザードの意味としては「潜在的危険性」というのが的確だろう。
また車を運転していると「ハザード出して」といった言葉もよく耳にするが、これを出すときは何かしらの動き(道脇に一時停車したり、渋滞を後続車に知らせたり)をすることが一般的で、つまり「何らかの危険性を伝えるため」という意味でハザードと呼ばれているのである。