トランジットの意味
- 概要 -
もともとの意味は「通過」や「通行」という意味であるが、主に航空機が目的の場所につくまでに、一度ほかの空港に補給目的で立ち寄ることを言う。
- 詳しい解説 -
トランジットとは、海外旅行をする人なら良く聞く言葉であるが、そうでなければ、ほとんど初耳の単語の可能性が高いカタカナ用語である。
これは、航空機で目的の場所へ向かっている最中に、給油などの補給目的で、一時的にほかの空港へ立ち寄るということを意味する言葉である。また、その時の乗客を指して用いられることもあり、その場合は「通過する人(=給油が終われば、また目的に向かってこの地を通過していく人)」という感じで理解するとわかりやすいかもしれない。
例えば「この航空機は途中、一度羽田空港へトランジットいたします」という放送が流れたら、目的地である空港へ向かう前に、一度羽田空港へ着陸し、なんらかの目的を達したのちに、再び目的地へ向かうということを意味しているのである。