暫定球を打つと言わないで再ショットした

暫定球を打つと言わないで再ショットした

ペナルティー : 1打罰

- 概要 -

暫定球宣言をしないで打直したボールはインプレーのボールとなりストロークと距離の罰が適用される。

- 詳しい解説 -

暫定球を打つときは、暫定球を打つ意思をマッチプレーでは相手に、ストロークプレーではマーカーか同伴競技者に前もって伝えなければいけないんだ。だから伝えないで再ショットすればそのショットはストロークと距離の罰に基づく処置で打直したと理解され、1打罰が科せられて最初のボールは紛失球となるんだ。

ストロークと距離の罰に基づく処置とはプレーヤーに与えられた権利で、プレーヤーはいかなるときでも1打の罰のもとに初めのボールを最後にプレーした場所のできるだけ近くでボールをプレーできることになっている。早くいえば、1打払えばいつでも打直していいってことなんだけど、このルールがあるから暫定球を打つときははっきり意思表示しなければいけないんだね。