ティーショットが先行グループの人に当たった
ペナルティー : 無罰
- 概要 -
ゴルフプレーヤーのコース上の心得としてあってはいけないことであるが、ルール上は無罰になる。
- 詳しい解説 -
ルールブックにはゴルフのルールだけが記載されているわけではないんだ。ゴルフ規則の第1章はエチケット、第2章が用語の定義、第3章がプレーについての規則となっている。
その第1章エチケットには安全の確認の項があり、プレーヤーは、前の組のプレーヤーたちが球のとどく範囲外に出るまではプレーを始めてはならないと明記されているんだ。ところが前の組のプレーヤーがプレー中なのにティーショットを打っても、規則上該当する項目がないから無罰でボールはあるがままの状態でプレーしなければいけない。
ただ、ルールブックでも最悪の場合の対策は考えていて、同じことが続いたり競技委員会が危険だと認めたプレーヤーに対しては競技失格にすることもできるって規則があるよ。