チタンの意味 ゴルフ用語

チタン

- 概要 -

原子番号22の元素。金属チタンは軽くて強靭な為、航空機などに使われる。ゴルフではドライバーのヘッドに応用されている。

- 詳しい解説 -

チタンは元々自然界には豊富にある元素なんだけど精錬するのが難しいこともあり航空機なんかの特殊用途にしか使われなかったんだ。でもゴルフクラブメーカーがチタンの特性に目を付けた。航空機に使われるぐらいだから軽くなければいけないし強くなければいけない。その特性がドライバーのヘッドの材料としてぴたりだったんだね。

軽ければヘッド容量を大きくできるし、強ければフェース面を薄くできる。広くて薄いフェース面はトランポリン効果を最大限引き上げるのに役立った。反発係数は引き上げられて、どこまで飛ぶかわからないドライバーが出来あがったんだ。

最近は反発係数の規制や操作性の問題などでヘッドも小ぶりなものも出てきたけど、まだまだ主流は大容量ヘッドだよ。チタン金属の登場がドライバーの歴史を変えたのは間違いない。