タラコの意味 ゴルフ用語

タラコ

- 概要 -

ゴルフクラブの愛称。ユーティリティで形状が鱈子(タラコ)に似ているタイプのクラブ。

- 詳しい解説 -

ユーティリティで形状が鱈子に似ているクラブをタラコって呼ぶんだけど(若いゴルファーは呼ばないかもしれない)、タラコは一つのモデルに対して付けられた愛称だったんだ。

1988年横浜ゴムが作ったインツって会社がアイアンシリーズとしてインテストってモデルを発売したんだけど、この形状と色合いが鱈子(鱈子が想像できなければ明太子を想像して)そっくりで早速タラコって愛称が付いて人気になったんだね。アイアンってことで発売されたんだけど形状はウッドを小ぶりにした感じで、ヘッドには主にカーボンが使われていた。そして幅広ソールにもちろん低重心だったからロングアイアンが苦手なゴルファーに拍手を持って迎えられたんだね。

そしてこのクラブのもう一つの特徴はノンリニア思想。シリーズ内のそれぞれの番手のスペック(ロフト角やライ角)に統一性がなく非直線的で不連続な製品群だったんだね。今までのアイアンセットとは一線を異にしたクラブで、タラコが今のユーティリティの原型であることは間違いない所だね。