クロスオーバー
- 概要 -
トップの時クラブヘッドが飛球線に対してクロスの状態になる(右打ちなら右を指す)こと。
- 詳しい解説 -
クロスオーバーのトップは正しくないトップだからなるべく早く直した方がいいんだけど、自分では見えない場所で起こっていることだから始末が悪いよね。
でもそうもいっていられないから初心者に多い原因を探ってみると、手首が外側に折れている場合が多いんだね。手首を折ることをコックっていうよね。コックはゴルフスイングではテイクバックで自然に行われるんだけど、手首の折れる(折る)方向が大事なんだ。
実際に手首を折ってみるとわかるように、手首は360度どの方向にも折れるよね。だからといってどの方向にコックしてもいいってもんじゃないんだ。コックする方向は親指側と決まっている。でも親指側のコックはあまり動かないよね。それでついついコックの向きが手の甲側に折れてしまうんだ。手首が甲側に折れるとクラブはスイング軌道から外れてクロスオーバーになってしまう。スイング軌道から外れたクラブはダウンスイングで色々悪影響を与え球筋が安定しなくなるんだね。