レポートと論文の違い

-　詳しい解説　-

レポートとは一般には調査や研究などの報告書のことをさす。また課題レポートなどという場合は小論文をさす。またテレビやラジオ、あるいは新聞において現場の状況を伝えることもレポートという。ただし、この場合はレポートではなくリポートと呼ばれることが多い。

論文とは学問などにおける研究の成果について理論的に記述された文章や、学術的な研究成果を理論的に述べた文章のことをさす。大学卒業時に書くものは卒業論文、博士号取得の際に提出するのは博士論文などとよぶ。

英語では、卒業論文と修士論文については Thesisというが、博士論文についてはDissertationという。ちなみに学会や学術誌に掲載されるために書かれた論文はPaperである。

通常、学会などでは発表される論文は、論文掲載前に第三者によって査読というチェックを受ける。レポートと違い論文においてはオリジナリティが非常に重要であり、文章の量は一般的に論文の方がレポートより多い。