レアメタルとレアアースの違い
- 概要 -
レアメタルとは産出量の少ない希少な金属のこと。レアメタルとは日本の呼び方で、海外ではマイナーメタルと呼ばれる。レアアースとは、レアメタルの一種で、17種類の元素の総称である。希土類元素(きどるいげんそ)ともいう。
- 詳しい解説 -
レアメタルは携帯電話、パソコン、液晶テレビ、自動車の製造などに不可欠な金属であるが、様々な理由により生産国が偏っている。また存在量が少なかったり、技術的、経済的な理由により純粋な金属としての抽出が困難なために希少である。セシウム、チタン、ニッケル、プラチナ、コバルトなどがある。
一方、レアアースとは、レアメタルの一種で、17種類の元素の総称である。希土類元素(きどるいげんそ)ともいう。先端技術製品の製造において不可欠である。貴金属に比べて地殻に多く存在するが、単独の元素として分離精製するのが難しく、流通価格が貴金属のように高価になることがある。
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