リキュールとワインの違い

リキュールとワインの違い

- 概要 -

リキュールとはフランス語で蒸留酒にハーブや果実で香りをつけ、砂糖などを加えたアルコールの一種である。これに対してワインとはブドウの果汁を発酵させて作ったアルコールである。

- 詳しい解説 -

リキュールは元々はスピリッツに薬草などで香りをつけ、薬酒エリクシルとして飲まれていたのが、次第に嗜好品として食後酒やデザート種として飲まれるようになった。甘い味でアルコール度数の高いものが多い。
クレーム・ド・カシスやカンパリ、カルーアやマリブなどを使ったカクテルは甘い味で飲みやすいこともあり、日本でも人気がある。

これに対してワインWineとはブドウの果汁を発酵させて作ったアルコールである。葡萄酒(ぶどうしゅ)とも呼ばれる。ワインは世界中でも最も多くの地域で飲まれているアルコールの一つで、最も古い歴史をもつ酒でもあるといわれる。
ワインには赤ワイン、白ワイン、ロゼワインの他、シャンパンなどの発砲ワインもある。ヨーロッパではフランス、スペイン、イタリアを始め各国で生産され、多く飲まれている。世界中で生産されるが、特に南米のチリはヨーロッパと気候が似ており良質なワインの生産地として知られている。

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